2024年8月22日(木)午前10時~ まち・くらし・たてもの会議(於:R-DEPOT)

 本日、まちづくり長野の越原さんに「遊休不動産活用事業の共通チラシの作成をするので、その打合せをR-DEPOTでする」のでと誘われて参りました。参加者は、長野市都市整備部都市再生グループまちづくり課のお二人、長野市にインターンシップに来ている日本大学と新潟県立大学の3年生、R-DEPOTの須藤さんと安東さん、ナノグラフィカの増澤さんと私というメンバーです。
 話は、この会議をどのような会議とするか。「まち・くらし・たてもの会議」とは何だったのか。まちづくりを進めるには人々があそこに向かって進むという様な緩やかなビジョンが必要なのではないか。それを語れるような場になればいいのではないかなどなど。その後、それぞれにおいてビジョンをどうとらえるかを語り合った。
 まちの魅力は、そこに住む人々の魅力だ。実は、地域には面白い人がたくさんいる。今は、そういう人たちに出会えるコミュニティが壊れてしまっているから出会えないだけなのだ。かつては、祭りの準備に皆が集い、そのなかで面白い先輩方に出会うことができ、そのことで地域の魅力を知ることができた。外からいろんな他者が地域を訪れるが、そのような人たちにも面白い人がたくさんいる。そういう意味で、現在は人が出会い、繋がれる場が不可欠!この会議が最初の場になればいい。会議は議論する場所だけれど、人と人が出会い、繋がれることが大事。継続することで、自分たちのまち、あるいは自分たちという意識が形成されていく。「まちかど図書館ぼたん」も、それを目的としている。本が好きだったり、本棚オーナーという変なシステムに関心を寄せる人が、偶然、隣同士になって、会話する。年齢や性別や出身や職業も違う誰かと、本棚を通して出会う。それぞれの自己開示のような本棚同士がシンクロする、そのことを狙っている。面白い人からエネルギーや生きる力をもらって、それぞれが楽しいと思うことを続ける。それで、まちに賑わいが生まれていくのだ。

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